「データ活用」事例 路線バス事業のバスロケーションサービス「バスこっち」データの活用
2017/04/01
路線バス事業のデータに基づいた取り組み
バスロケーションサービス「バスこっち」の運行データによる、バスの遅れ状況の分析と運行時分の見直し
≪資料公開にあたって≫
このたび弊社は、バスロケーションサービス「バスこっち」の運行データを活用し、路線バスの遅延状況の分析を行い、一部の便ではありますが運行時分の見直しを行いました。
路線バスの遅延状況については、これまで高知市内の主要バス停で従業員が調査を行い、一定把握をいたしておりました。
しかしながら、その遅延がどの停留所から発生しているのか、遅延が更に広がるのか、逆に改善する箇所があるのか、或いは天候や季節による変動要因がどのように影響しているのかといった解析は難しく、データ取得とその分析が課題でありました。
このようなことから、平成28年4月から導入いたしました「バスこっち」には運行データを取得する機能を盛り込み、このたび初めて1ヶ月間のデータ集計と分析を行い、本年4月のダイヤ改正で実施可能な13便について、運行時分の見直しを行ったところでございます。
弊社では今後予定しております、本年10月のダイヤ改正時にも、今回同様データに基づいた運行時分の見直しを計画するなど、少しでもご利用のお客さまの利便性が向上するよう取り組んでまいる所存でございますので、引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成29年4月
とさでん交通株式会社